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ハセガワフィニッシュシートの貼り方【失敗しないコツと手順】

フィニッシュシートを貼る前に知っておくべき基本

下地の処理を的確に

フィニッシュシートは極薄である、さらにシールでモデルに貼り付けるという特性を理解しておきます。
ですので、下地に傷があったりボコボコしていると、貼り付けてもそのまま映し出されてしまいます。下地処理はしっかり行いましょう。

ハセガワフィニッシュシートで定番のミラーフィニッシュとつや消し黒フィニッシュ

伸ばし過ぎに注意

フィニッシュシートは良く伸びます。伸びるからと言って引っ張りすぎると時間が経つにつれシールが剥がれてきます。引っ張りすぎず、貼り付けることが大事です。

裏面の使い方をよく読んで特性を知っておきましょう。

広い面積部、立体的に貼りたい

例えばカーモデルのバンパーにミラーフィニッシュを使いたい場合、バンパー部は面積が広いですし、形状が丸まっているため、そのままフィニッシュシートを引っ張ってくっつけても立体的に貼れません。

そこでドライヤーの熱を利用します。あまり熱し過ぎると溶けちゃいますので適度に熱して、様子を見ながら引っ張り、貼り付ける形状に合わせて貼り付けてみましょう。うまく追従するまでドライヤーを使い、カーブもたわみなく貼り付けることができます。

塗装するか、フィニッシュシートを使うか?!

フィニッシュシートの良いところは境目がしっかりすることです。車の窓枠などに使用するとメッキ部と塗装部の境界が分かれます。塗装でも可能ですが、多少のにじみやボケがかなりの塗装テクニックが必要です。しかし、フィニッシュシートの場合は貼り付け方さえ慣れてしまえば、簡単です。大変な塗分けも不要ですし、ミラーフィニッシュの場合、メッキ感をそのままプラモデルに使用できます。

ざっくり急ぎ足で書いてしまいましたが、以下詳しく見ていきましょう!

失敗しないための下地処理のやり方

フィニッシュシートで一番差が出るのは「貼る技術」ではなく、実は下地処理です。

表面にヒケや細かい傷が残っていると、貼った瞬間にそれがすべて強調されます。特にミラーフィニッシュは“鏡”なので、傷を隠すどころか逆に目立たせます。

基本の流れは以下の通りです。

  • 600番〜800番で形状を整える
  • 1000番〜1500番で表面を均す
  • 2000番以上で仕上げる
  • 最後にコンパウンドで軽く磨く

ここまでやると、貼り付けたときの密着度が明らかに変わります。

「ちょっとぐらいなら大丈夫だろう」は結果的に妥協せざる負えなくなると思いますので、この工程は手を抜かない方が結果的には良いのかなと。

フィニッシュシートの正しい貼り方【基本手順】

いきなり広い面に貼ろうとすると失敗します。基本は小さく切って貼ることです。

手順としては、

  • 貼る部分より少し大きめにカット
  • 端から少しずつ貼る
  • 空気を逃がしながら押さえる
  • 余分をデザインナイフでカット

ポイントは「一気に貼らないこと」です。

一度に貼ろうとすると気泡やシワが入りやすくなります。
少しずつ位置を調整しながら貼ることで、結果的にきれいに仕上がります。

気泡やシワを防ぐコツ

誰でも最初にぶつかるのが「気泡」と「シワ」です。

これを防ぐには、

  • 中央から外へ空気を逃がす
  • 指ではなく綿棒やヘラを使う
  • 一度貼ったら無理に剥がさない

特に重要なのが「押し出す方向」です。
ランダムに押すと逆に空気を閉じ込めます。

どうしても気泡が抜けない場合は、針で小さく穴を開けて空気を抜くという方法もあります。ただしやりすぎると跡になるので最終手段です。

ドライヤーを使った曲面への貼り方

曲面はフィニッシュシート最大の難所です。

ここで重要なのは「温めすぎないこと」と「少しずつ伸ばすこと」です。

ドライヤーを使う場合、

  • 弱〜中温で温める
  • 柔らかくなったら軽く引っ張る
  • 無理なら一度止めて冷ます

この繰り返しです。

一気に形を出そうとすると、シートが伸びすぎて戻ろうとして剥がれます。
あくまで“馴染ませる”感覚で作業するのがコツです。

バンパーとヘッドライトのリフレクター、フロントグリルをミラーフィニッシュにて表現
横から

カットの精度で仕上がりが変わる

意外と見落とされがちですが、仕上がりを左右するのはカットの精度です。

フィニッシュシートは境界がはっきり出る分、ズレやガタつきもそのまま目立ちます。

  • 新品の刃を使う
  • 力を入れず軽くなぞる
  • 一発で切ろうとしない

この3つを意識するだけで、見た目がかなり変わります。

特に窓枠などは「貼り」よりも「切り」で完成度が決まると言ってもいいくらいです。

とは言いながら、車の窓枠はもともと窓枠が彫ってあるため、爪や爪楊枝でラインを出し、そこに沿って、よく切れるカッターで切るというのが実は簡単でキレイだとは思います。

ミラーフィニッシュを使うメリットと注意点

よくある失敗パターンと対策

実際にやりがちな失敗をまとめると、

  • 引っ張りすぎて後から剥がれる
  • 下地処理不足で表面が荒れる
  • 一気に貼ってシワだらけになる
  • カットで失敗して台無しになる

どれも共通しているのは「焦り」です。

フィニッシュシートはスピードよりも丁寧さが重要な素材です。
時間をかけて少しずつ進めた方が、結果的に仕上がりも良くなります。

ヘッドライトリフレクターをミラーフィニッシュで、窓枠を黒フィニッシュにて。窓枠のカッティングはちょっと太かった…
バックライト裏にもミラーフィニッシュを貼り付け、リアル感アップ

フィニッシュシートが向いているパーツ

すべてのパーツに向いているわけではありません。

特に相性がいいのは、

  • 窓枠
  • メッキモール
  • エンブレム周り
  • 直線的な部分

逆に複雑すぎる曲面や細かすぎるパーツは難易度が一気に上がります。

最初は簡単な部分から慣れていくのがおすすめです。

リアコンビネーションランプ一面にミラーフィニッシュを貼り付け、それぞれしっかりつまようじとドライヤーにて貼り付け。
その後、水性塗料を流し込みコンビネーションランプを再現しました。

ハセガワフィニッシュシートについて

現在たくさんのシリーズが展開されており、再現の幅が広がりましたね→ハセガワ公式フィニッシュシリーズ

入手はプラモデルショップでも可能ですし、家電量販店、例えばヤマダ電機の大きい店舗やビックカメラなどで簡単に買えます。価格は定価が税込み1100円ほどなので少し安ければどこで買っても問題は無いと思います。

ネットではアマゾンプライム会員とかなら送料無料になるはずですので、お得に買えるかもしれませんね。最安値をチェックしてみるのもお得にゲットできると思います。

こちらはつや消し黒フィニッシュです↓

ノウハウ

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